本日は、日本の作家である真山仁氏のことについて、記事にしてみました。
エネルギー政策や政治の闇に切り込んだ痛快な社会派作品が有名な真山仁氏はどんな人物なのでしょうか。
目次
真山仁氏の経歴
名前 | 真山 仁(まやま じん) |
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生年月日 | 1962年7月4日 |
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出身地 | 大阪府堺市 |
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学歴 | 同志社大学法学部政治学科卒業 |
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職業 | フリーライター・小説家 |
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- 1962年7月4日、大阪府生まれの真山仁氏は、日本の小説家であり、特に経済小説の分野で知られています。
- 同志社大学法学部政治学科を卒業した後、中部読売新聞に入社しましたが、後に退職し、フリーライターとしての道を歩みました。
- 2003年には共著で作家デビューし、2004年には「ハゲタカ」で個人名義でのデビューを果たしました。
- 経済をテーマにした作品で高い評価を受け、直木賞にも候補作家として名を連ねています。現在はフリーライターとして活動しながら、小説執筆を続けています。
真山氏は高校生の頃から「将来は小説家になる」と決めていたそうですが、大学卒業後は2年半程のあいだ新聞記者をしていたそうです。
家族(妻や子供)は?
真山仁氏に妻や子供はいるのでしょうか?
結論から言いますと、妻や家族に関する情報は公には明らかにされていないようです。
著名人が家族のことを公にしたくない理由をCopilotで調べてみたら、以下のような回答が得られました。
著名人が家族を公にしない心理についてCopilotの回答
- プライバシーの保護:
- 著名人は一般の人々よりも注目を浴びるため、家族のプライバシーを守ることが重要です。公にされることで、家族が不快な思いをする可能性があるため、秘密にしていることがあります。
- 自己評価との関連:
- 家族の成功や失敗は、著名人の自己評価に影響を与えることがあります。家族の問題を公にすることで、自分自身の評価に対する不安やプレッシャーを感じることがあるため、秘密にしていることがあります。
- マウントを避ける:
- 著名人は他人からのマウント(自慢)を避けるため、家族の成功や特権的な状況を公にしないことがあります。これにより、周囲の人々との関係を円滑に保ち、嫉妬や対立を避けることができます。
- メディアの影響:
- 家族の情報が一度メディアに公開されると、それが広まり、家族に対する注目が高まります。著名人は家族を守るため、公にしないことがあります。
真山仁氏の主な著書(最高傑作)は?
真山仁といえばなんといっても「ハゲタカシリーズ」が有名です。
2007年にはNHKでテレビドラマ化(大森 南朋主演)、2009年にはその続編を映画化、さらに2018年にはテレビ朝日で再度テレビドラマ化(綾野 剛主演)しリメイクされました。
先日映画版も観ましたが、面白かったです。企業の買収を仕掛ける側と、仕掛けられる側の一進一退の攻防を描いた、社会派ドラマ。
資本主義社会の金融市場でやるか、やられるかの熾烈な戦いと、そのなかで燻る人間味あふれる複雑な感情を丁寧に描いています。
もし、読んでいなかったら、ぜひ、読んでみてください。
新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)
880円
不良債権を抱え瀕死状態にある企業の株や債券を買い叩き、手中に収めた企業を再生し莫大な利益をあげる、それがバルチャー(ハゲタカ)・ビジネスだ。ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦は、不景気に苦しむ日本に舞い戻り、強烈な妨害や反発を受けながらも、次々と企業買収の成果を上げていった。
新装版 ハゲタカ(下) (講談社文庫)
825円
ハゲタカは悪魔か、それとも救世主か?
買収者・鷲津が胸に秘めた驚愕の狙いとは
大胆な再生プランを指示し快進撃を続ける鷲津政彦は、ある地銀の破綻をめぐり、老舗ホテルオーナーの娘で経営を引き継いだ松平貴子、友人のスーパーを再生した元銀行員の芝野健夫と接触を持つ。しだいに明らかになる、ある過去の事件と鷲津をつなぐ糸。ニューヨークから日本に戻った鷲津の真意がついに牙をむく。
「ハゲタカ」以外の傑作は?
真山仁氏の作品には、「ハゲタカ」以外にも、沢山の傑作があります。
ここでは、その中でも特に人気のあるおススメの作品を10作品挙げてみました。
※ハゲタカシリーズ(続編など)は含まれます。
売国(文春文庫)
792円
気鋭の特捜検事、冨永真一。宇宙開発の最前線に飛び込んだ若き女性研究者・八反田遙。ある汚職事件と、親友の失踪が二人をつなぐ。そして炙り出される、戦後政治の闇と巨悪の存在。正義を貫こうとする者を襲う運命とは!?雄渾な構想と圧倒的熱量で頁を捲る手が止まらない!真山仁の超弩級謀略小説を文庫化。
雨に泣いてる
1,760円
2011年3月11日、宮城県沖を震源地にした東日本大震災が発災してしまう。
人間の営みが蹂躙された被災地に赴く一人の新聞記者。
想像を絶する被災地で言葉を失いながらも懸命に取材を続ける記者。
それは、ジャーナリスト魂の発露であると同時に、阪神・淡路大震災で取り返しのつかない失敗を犯してしまった彼の魂を再生させるためでもあった。
そして、その哀しみの大地で彼が探り当ててしまったのは……そこにある悲劇だけではなかった。
「あなたなら、その時、なにができるだろう?」
現代の罪と罰を苛烈に問う、
心を撃ち抜く衝撃の社会派エンターテインメント誕生!
コラプティオ(文春文庫)
979円
震災後の日本に現れたカリスマ総理・宮藤隼人は、“禁断の原発政策”に日本復興を託すが、その矢先、一人の日本人がアフリカで殺される。事件の背景に広がる政権の闇を追いかける新聞記者と、宮藤を支える若き側近は、暗闘の末、最後に何を見るのか。謀略渦巻く政治の世界を白熱の筆致で描く真山文学の真骨頂!
当確師 十二歳の革命
1,815円
日本最強の選挙コンサルタント・聖達磨ー人呼んで「当確師」。人柄は最低、依頼料は高額、それでもこの男が動けば当選間違いなしの聖に、新たな依頼が舞い込んだ。強権的な岳見勇一総理大臣を、その座から引きずる下ろすため、選挙区で落とすというミッションだ。一方、岳見総理は地元で、少年から「里山を壊さないでください」と問い詰められて話題となる。選挙区内にある湖に、NASAとの共同研究所を誘致する計画があるという。この少年こそ総理への刺客の適任者!だが、少年には、被選挙権がない。どうする、聖!?
標的(文春文庫)
858円
特捜検事・冨永真一のもとに、初の女性総理候補、越村みやび厚労相に関する情報提供者が現れる。超高齢社会に突入する日本。福祉行政の隙間で利権を狙う者、政界の権謀術数、ぶつかり合う検事と記者それぞれの正義。息もつかせぬ物語の結末は!?『コラプティオ』『売国』に続く「権力と正義」シリーズ第三弾!
シンドローム
2,035円
電力事業ほど儲かるビジネスはないー。国から特別待遇を与えられ、「絶対に損をしない」収益構造を持つ電力業界に狙いを定めた鷲津の前に立ちはだかるのは、日本経済構造の暗部に蠢く権力。それでも、総本山「首都電力」に買収を仕掛けようとした矢先の2011年3月。東北を未曾有の地震、津波、原発事故が襲う。まさに国家存亡の危機。ハゲタカはどう動くか?
トリガー
1,650円
謀略の引き金はひかれた!
2020年7月24日、東京オリンピックがついに開幕した。現役検事ながら馬術競技韓国代表のキム・セリョンは五輪直前、二度も凶漢に襲われ、ある不正に関する極秘捜査をやめるように脅されていた。5月半ばには、在日米軍女性将校と北朝鮮の潜伏工作員の変死事件が相次いで発生。三つの事件の裏には、日韓の在日米軍に関するある謀略が蠢いていたーー。アジアの安全保障を根底から揺るがすパンドラの箱が、いま開かれた!!
神域
1,650円
再生医療は救世主か。悪魔か。
アルツハイマー病を治す「奇跡の細胞」が誕生。国家の威信をかけた熾烈な開発競争が始まった!
脳細胞を蘇らせる人工万能幹(IUS)細胞「フェニックス7」。
それは人間の尊厳を守るために生み出されたはずだった。
国家戦略の柱としたい日本政府は、一刻も早い実用化を迫る。 再生医療による医療が普及すれば、人は永遠の命を手に入れるかも知れないーー。
しかし、本当に細胞は安全なのだろうか。
バイオ・ビジネスの光と闇を描く、真山仁初の医療サスペンス!
ブレイク
2,035円
エネルギーの新時代を予言する政治経済小説の最高峰!脱炭素、脱原発が叫ばれる現代。若手議員の仁科良一は、安定した再生可能エネルギーである地熱発電の普及に燃えていた。そんな中、仁科が推進していた大規模地熱発電所の開発が凍結されてしまう。その裏には巨大なエネルギー利権をめぐる策謀があった。長年の悲願である開発を再開し、さらに、従来の地熱発電をはるかに超える夢の新技術「超臨界地熱発電」を実現させるため、仁科が繰り出した秘策とはー。
ロッキード
2,475円
角栄はなぜ葬られたのか? 新証言と膨大な資料を駆使した人気作家渾身の超弩級ノンフィクション、ついに刊行!。
フワフワとした事件ーー元最高裁判事が抱いた違和感とは。前総理逮捕という「特捜の金字塔」は神話に過ぎなかったのか。関係者多数に徹底取材。多くの新証言を得て田中角栄を葬った“真犯人”に迫る。いまロッキード事件の真実が明らかになる。
ロッキード事件を見つめれば、この国のかたちが見えてくる。
まとめ
今回は、作家でライターの真山仁氏について記事をまとめてみました。
彼の作品は多くの読者に愛され、そのリアリティと緻密なストーリーテリングで注目されています。
また、彼の言葉や考え方は、現代社会や政治に対する深い洞察力を示しています。
彼の作品は読者に刺激を与え、考えさせることができる力を持っています。
真山仁氏の作品を読むことで、さまざまな視点から社会の問題について考える機会を得ることができます。
そして、プライベートな情報に関しては一切公にしておらず、真山仁氏に妻や子供がいるのかさえも知ることができませんでした。
その謎に満ちた一面も、作中のどこか鬱屈とした独特の空気感や雰囲気を醸し出せる要因のひとつかもしれませんね。
参考資料
Wikipedia – 真山仁
JIN MAYAMA Official Home Page – 真山 仁
Wikipedia – 真山仁
新潮社 – 真山仁 | 著者プロフィール
JIN MAYAMA Official Home Page
プライズワールド – 真山仁 – 直木賞候補作家
デイリーディープナビ – 真山仁
Wikipedia – 真山仁
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